夏期講習も残り2日。
中学1年生も中学2年生も、
各単元の入試レベルの問題にまで手を出している。
今から高校受験をしっかりと意識して欲しいから。
今日の授業後、
中学1年生のある女の子が机で泣いていた。
周りの子たちが帰って行く中、
泣きながら問題を解いていた。
話を聞くと、
「2回解き直したのに答えが合わない...」
とのこと。
ノートを見せてもらい2分間の個別指導。
『だいじょうぶ!』
『ここをほら!ねっ?あとちょっとだったでしょ?』
『高校入試の問題なのにやるじゃん♪』
涙はすっかり乾き満足そうな顔。
さらに、
「気になる高校があるんです」と。
3分間の作戦会議。
その目はすでに受験生のよう。
『ちょっと遅くなっちゃったね』
外に出ると、
同じクラスの仲間たちから、
「待ってたよ♬」
の声。
照れ隠しの言葉を使いながらも、
最高にしあわせそうな笑顔。
ねぇ。
頼むよ。
お願いだから、
おじさん...
いや、
お兄さんを、
あまり泣かせないでくれよ。
最高過ぎるだろ。
みんな。